全体の特徴 |
ラグドールは、「Rag+ Doll」から来た造語です。1960年代初期、カリフォルニア在住の創始者アン・ベーカー婦人が、この猫を作出し、名付けた名前です。大変柔らかい身体の特徴と、優しい性質を表現した名前です。以下は、主な身体的特徴です。
- 柔らかい身体
造語にみられる創設者の意図は、「身体が柔らかい猫」というものです。この特徴は、しばしば「floppy」あるいは、「Raggy」ともいわれます。
- 身体の大きさ
身体の大きさは、去勢していない男の子が最大には約8キロ、女の子はその約半分といわれています。これは「ラグドールインターナショナル」の会報に記載されています。既存の出版物には、男の子が約10キロと書かれていることもありますが、
これは古い書物の孫引きが多いと想像されます。現在はやや小型化しているようです。
- ゆっくり成長します
身体は、5年、色は2年。これはラグドールが成猫として成長するのに要する時間です。ラグドールはインスタントではありません。身体
が完成するまでの長さは、それぞれの個体差もあります。ストレスのない環境と適切な食事によって育っていく場合、じっくりゆっくり時間をかけて大きくなる猫種といえるでしょう。
- 青い目
ラグドールは青い目をしています。近年TICAという協会がソリッド(単色・全身に色が出ているもので、先端部分に色が出ている従来のラグドールとは違った毛色)というカテゴリーを許容したため、緑色の目のラグドールもいます。
アシュレイ家では、ソリッドの猫ではなく、青い目をしたポインテッドのラグドールを育てています。
2000年9月、ラスベガスにおける「ラグドールコングレス」(ラグドールだけが出陳されるキャットショー)がありました。その中で出陳された猫に「ブラック&ホワイト」の猫が
いました。大変大きな猫ちゃんでした。一般的に知られているのは青い目のラグドールです。
初稿2002・3・14
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