静市の部屋


  静市ちゃんのルーツは、さかのぼると、きららちゃんになります。
きららちゃんは、1998年の冬、シアトルからわが家に来ました。そして、音羽ちゃんが生まれました。
音羽ちゃんが最初に生んだ子の中にとても美しいシールミテッドの男の子がいました。
名前は、「イチロー」。なぜイチローかというと、彼はきららちゃんの実家に請われ、シアトルに行くことになったからです。当時、大リーグのシアトルマリナーズでは、イチローが大活躍していました。こうして、きららちゃんの遺伝子がお里帰りすることになりました。心配性のアシュレイはイチローくんを連れてシアトルへ。(この間の様子は ムービーでまとめています。どうぞこちらで「きららと音羽」をご覧下さい。 またイチローくんはこちらへ。)

  その後、イチローくんは、きららの実家と、近くのオリンピアで「父猫」として活躍し、一春で約30頭のお父さん猫となりました。その中の1頭が静市ちゃんです。

  「イチローの子どもたちが生まれた。」の知らせで、再びアメリカへ。そこでアシュレイは静市ちゃんに会いました。一瞬で心が奪われました。 小学生ほどの年齢の娘さんのお腹の上で眠るという人なつこい子でした。
そしてあれよあれよ、と、静市ちゃんのお輿入れの準備が整いました。それが2002年の初夏のことです。小さな静市ちゃんを膝に乗せ帰国。シアトルから大阪まで直行の便があるときでした。

  しかし、2002年当時、日本は2週間の検疫制度があり、かつてのようにすんなりと猫ちゃんが自宅に帰宅することはできません。アシュレイは、関空近くにある検疫所に足繁く通いました。検疫所ではお世話をしてくださる方に「しーちゃん、しーちゃん」とかわいがられました。 このころより、彼女は「缶詰大明神」となり、一瞬のうちに、しかもきれいに食べ尽くす女の子に成長しました。


Longfellow Shizu Ichi of Kyotorags
静市
ちゃん
シールバイカラー女の子
お父さん猫 イチローくん
お母さん猫 マシュマロちゃん


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