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薬の飲ませ方(Up 2007/4/14) |
粉薬だと、飲み残しがあったり、苦くて飲んでくれないことがあります。錠剤だとのみ残しがなく、確実に薬を飲ませることができます。でも、飲ませ方に苦労したことはありませんか。飲ませたつもりでいても、口に含んでいるだけで後からこっそり吐き出していたり、飲ませ方がうまくできずに苦い薬で泡を吹いたり。慣れてしまえば何でもないことですが、最初は手探りです。初めての方に、参考になれば幸いです。
桂ちゃんにご協力願いました。一人で、猫に錠剤を飲ませる方法です。(利き手が右手の場合)
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1)錠剤を用意する。錠剤を最初から右手に持つか、近くに置いておく。
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3)猫のあごのあたりに左手を持っていき、頭をそらせる。 (頭をそらせると猫の顎が自然と緩くなり開けやすくなる) |
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4)そのまま左掌を滑らせるように(顔面を覆う感じ)、親指人差し指などで上あごを開かせる。 **このとき、喉をまっすぐにのばすのがコツ。
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6)すぐに顎を閉じさせます。 ただし、喉をそらせた状態でするのが大事。 7)顎を閉じさせるのと同時に、鼻に息をふっと吹きかけます。
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8)最後は、左手で喉をそらせたまま、右手で喉を上から下へなぜ降ろします。 この時には、声をかけてあげるとよいです。
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上級 技
錠剤を割って投与しなければならない場合があります。このとき、苦くない薬ならいやがらないのですが、苦い薬の場合、割れ目が舌につくだけで、泡を吹いていやがったりすることがあります。そういう場合は、前もって割れ目部分にジェル状の栄養剤(フェロビタなど)を薄く塗っておくといやがらず飲み下してくれます。
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